「くたばってたまるか。」の言葉の先に
RENEW 2020 体験レポート&舞台裏インタビュー

 

2015年から始まった6回目となるものづくりの祭典「RENEW」。越前漆器の産地である鯖江市河和田地区を中心として始まった「RENEW」は、今では越前漆器、越前和紙、越前打刃物、越前箪笥、越前焼、眼鏡、繊維の7つの産地から、76ヶ所もの事業所が参加し、拡大と更新を続けている。福井の工芸の産地が集積する丹南エリアを可視化し、繋ぎ合い、人の流れを確実に作り出している「RENEW」は、毎年一度の気合の入ったまさしく「祭り」。福井県にとっても欠かせないものとなった。

 

今年2020年はコロナウイルスという災禍に見舞われながらも「くたばってたまるか。」を合言葉に、10月9日から11日の3日間にわたって現地開催に加えてオンラインコンテンツを実施。来場者は約32000人。各会場ではワークショップや工房見学、トークイベントなども行われ、この時期だからこそ話せるリアルな言葉が飛び交った。

 

コロナ対策を整え、オンラインコンテンツを新しく追加しながら、現地開催も踏み切ったということで、今回は前半の現地レポートに加え、後半では運営の裏側についてもインタビューを敢行した。窮地に立たされながらも力強く前に進む産地の様子をお届けする。

 

そこで目にしたのは、も物も事も、そして地域も動かす確かなムーブメントだった。

 

記事こちらから