特別展Ⅱ
展覧会のみどころ
1 各界で活躍する13名のディレクターと、地域の伝統工芸を担う職⼈や 個性的な工芸作家、生産者がチームを結成。
2 マーケティングに依らない、暮らしにこだわる個⼈の視点から 「こんなものがあったらいいな」と思う⽣活道具を提案。
3 デザインを担うディレクターと、ものづくりを担うつくり手の交流のプロセスも紹介。 デザイン的思考と工芸素材・技 術、美意識が交わる先に見えるもの。
工芸×デザイン 13人のディレクターが描く工芸のある暮らしの姿
工芸×デザイン
13人のディレクターが描く
工芸のある暮らしの姿
展覧会について
特別展Ⅱ 「工芸×Design 13人のディレクターが描く工芸のある暮らしの姿」
特別展II「工芸×Design 13人のディレクターが描く工芸のある暮らしの姿」は、日常感覚を踏まえて、いかに暮らしの中で必要、かつ愛着が持てる生活道具をつくり出せるかという視点から、13名のディレクターと13組の工芸作家や職人、生産者がチームを組んで、新たなプロダクトを生み出していくプロジェクト型の企画展です。
近代デザインや工芸史を振り返ると、人口増加と生活水準の向上の著しかった1940年代、50年代、60年代は、時代の要請に応えるべく、量と質に対応したものづくりを行なった時代といえます。
工芸とデザインは互いに交流しながら社会に適応した生産方法を生み出していきました。この時期の工芸とデザインの関係は創造的で、後に名作と言われる優れた工芸品、デザイン・プロダクトをつくり出しています。いまではデザインか、工芸か、といった狭いカテゴリーの中で語られがちですが、実際はその中には単純に収まらない豊かさをもった存在です。この時代のものづくりに倣って考案されたのが本展です。
こだわりのひとつ目は、使う側の視点を大切にするものづくりをするということ。それもマーケティング的な手法ではなく、暮らしにこだわる個人の視点を重視して「こんなものがあったらいいな」と、ごく個人的な着眼点から始めます。ここでは主に13名のディレクターがその役になり、自分が欲しいもの、使ってみたいものを発想します。一見趣味的に聞こえるかもしれませんが、多様なライフスタイルの現代においては、最も素直な制作根拠の見つけ方でもあるでしょう。
ふたつ目は、デザインと手工業的な制作を結びつけること、あるいは異なったキャラクター同士でチームを組んで、性質の異なる視点をつくりだすこと。指示する側、指示を受ける側という上下のヒエラルキーを越えたところで、互いの特徴を見極め、仕事を分担し、制作すること。不透明なところが生まれますが、あえてそれを許容し、新たな制作スタイルを創造するためにこのような機会をつくります。プロダクトである以上、価格もあるので、それも同時に検討します。このようにして生まれたプロダクトを、開発時のアイデアや制作ノートとともに展示します。優れたデザイナー、文化的リーダー、工芸作家、職人によるプロセスを大切にしたプロダクトづくりです。
本展キュレーター:秋元雄史 東京藝術大学名誉教授、練馬区立美術館館長
関連イベント
後日発表
展覧会概要
特別展II 「工芸 × Design 13人のディレクターが描く工芸のある暮らしの姿」
キュレーター
秋元雄史(東京藝術大学名誉教授、練馬区立美術館館長)
会場設計
周防貴之(建築家)
期間
2021年9月10日(金)~10月24日(日)
休場日
火曜(9/14,21,28,10/5,12,19)
時間
午前11時~午後7時
※ご入場は閉場の15分前までとなります。
会場
sklo(石川県金沢市香林坊2丁目12-38)
Noetica(石川県金沢市下本多町6番丁40-1 2階)
入場料
共通パスポート 前売り 2,500円 / 当日 3,000円
sklo+Noetica 1,000円